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ARABIA/アラビア Atelje プレート20cm イエロー×オリーブグリーン 006
Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネンがデザインし、アラビアのアトリエで作られた20cmのプレートです。
2色のイエローの実と、オリーブグリーンの葉が絵付師によって手描きされたもの。水彩画のようなやわらかい色合いがきれいですね。
フォルムはデザイナーのPeter Winquist/ペテル・ウィンクヴィストのイニシャルを取ったPWモデル。
シリーズ名は無いようで、製造年もはっきりとはわかりませんが、PWモデル自体が1971年のデザインなので、1970年代に作られたものでしょう。
彼女がデザインしたOtso/オツォ(1975-1978)に似たパターンで、その頃のウオシッキネンの作風の1つだったのでしょうね。
絵付師によって描き方や濃淡が異なり、今回掲載した6点のうち001と002はRSさん、004・005・006はMHさん。それぞれの作風が見て取れます。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | ||
デザイナー: | Peter Winquist/ペテル・ウィンクヴィスト(フォルム) | |
Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネン(デコレート) | ||
年代: | 1970年代 | |
サイズ: | φ19.8×H2.3cm | |
コンディション: | 他の001〜005も少々の歪みはありますが、こちらはわずかに八角形になっているようにも見えます。いびつだったり残念な感じはしないので価格への影響は限定的。 表面に多少の小傷や擦れ傷がありますが、光を当てないとわからないもの。 全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物・気泡痕、素地の粗さ、フォルムの歪み、顔料の溜まりや付着などが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので、画像でご判断くださいませ。 画像以外にもわずかな作りの粗さが見られる場合もあります。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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