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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Gefyr/ゲフィール サラダボウル(細長い葉っぱ型) ライトグリーン 001
グスタフスベリ社のGefyr/ゲフィール、細長い葉っぱ型のサラダボウルです。
スティグ・リンドベリによるデザインで、耐熱性の器として14種類もの基本のフォルムがあり、サイズのバリエーションがあるものも。
ベーシックな形もありつつ、こちらのような葉の型など様々でした。
当初ブルーとイエローだったカラーバリエーションに、その後ライトブルー・ライトグリーン・ホワイトなども加わってセールスは好調でしたが、リンドベリはそれでは飽き足らず、50年代特有のハンドペイントを施したり下半分が赤いものを作ったりもしたようです。
日常使いとして好まれたので生産数からすると希少な存在ではありませんが、一方で使用感の強いものが多いイメージ。無地ということもあって傷があると目立ちやすいので、なかなか納得いく状態のものが見つかりにくいシリーズでもあります。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Gefyr/ゲフィール | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1953-1962 | |
サイズ: | W29×D10.3×H3.4cm | |
コンディション: | 微細な点や気泡痕はありますが、傷はわずか。 Gefyrとしてはとても良好なヴィンテージコンディションです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。