TOP > Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネン
TOP > カップ&ソーサー/マグカップ
TOP > Rypale/リュパレ
ARABIA/アラビア Rypale/リュパレ ティーカップ(ソーサーなし) ブルー 001
小さな花とベリーの実が細かく描かれたARABIAのRypale/リュパレ。ブルーのティーカップです。
アラビア社で多数の名作を残したライヤ・ウォシッキネンによるもので、AhmetやSinilintu、Suhinaにも見られるような彼女らしい作風です。
小さな模様がとてもかわいらしく、落ち着いた華やかさが感じられますね。三角形状の持ち手が特徴的なEモデルのフォルムです。
この時代のアラビアらしい濃いブルーも魅力的で、プリントのちょっとしたにじみ具合も素敵です。
元々はソーサーがあったものですが、ソーサーは真っ白。コーヒーカップに比べて、ティーカップはフォルムや大きさからしてソーサーなしでも寂しさや不自然さは無いと思います。
メーカー: | ARABIA/アラビア |
シリーズ: | rypale/リュパレ |
デザイナー: | Raija Uosikkinen/ライヤ・ウォシッキネン |
年代: | 1969-1973 |
サイズ: | W10(持ち手含む)×φ7.5×H6.8cm 容量約210ml |
コンディション: | 内底に貫入があってシミになっているのを考慮した価格。その他、少々の作りの粗さや傷、外底などにも貫入があります。 持ち手の付け根に線がありますが、接着の痕でしょう。 |
注意事項: | ※微細な点や付着物、ペイントの付着や色ムラなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので、画像でご判断くださいませ。画像以外にも微細な点やわずかな作りの粗さが見られる場合もあります。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。