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目の覚めるような黄色と色とりどりの花がとても華やかなFlox/フロックスのコーヒーカップ＆ソーサー。
デザイナーのHelmer Ringstrom/ヘルメル・リングストロムはゲフレで60近くのパターンを残し、そのほとんどがStina・Martaなどのラインものや、Safari・Mexicoなどの幾何学模様だったのですが、Floxのような花柄は異質の存在で、イギリスデザインに影響されたのではと言われています。
たしかにこういう花柄は北欧全体のデザインでも例外でしょうが、落ち着いた色では無くあえて鮮やかな黄色をバックにすることで、トラディショナルではなく革新的なデザインに仕上げているのは、ある意味北欧らしさだと思います。
ちなみにフロックスとは芝桜の仲間で、小さな花を敷き詰めたように咲く美しい花の名前。
イエローの部分だけがグリーンになっているタイプもありますが、グリーンに比べてイエローの方がかなり珍しいと言われています。
1961年にすでにリングストロムによって「Flox」と名付けられたドット柄のテーブルウェアセットがあったようで、同じイエローとグリーンの2色でしたが、こちらの花柄タイプは1973-1976年の製造です。

用語の詳しい説明はこちら 　

ユーズドということ

　この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。

製造時の出荷基準について

　当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入（釉薬のヒビ）などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。

陶磁器・ガラス製品の個体差について

焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。

・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。　

について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。

※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。