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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Bodega/ボデガ ティーカップ&ソーサー 006
スウェーデンデザイン界の巨匠、スティグ・リンドベリによる「Bodega/ボデガ」のティーカップ&ソーサー。
リンドベリはBersaやFestong、Turturなど緑色のデザインを多く生み出していて、こちらは深い緑と黄緑の2色を使って太めのラインのみで表現されています。
そのラインは手描きで、特に黄緑の方は筆の刷毛目がしっかりと出ていて手作業の美しさがにじみ出ます。
新緑と生い茂る葉のような2色のコンビネーションが絶妙。素地はアイボリーに近い白で、緑との相性も良くやわらかな印象ですね。本当にきれいな配色だと思います。
ちなみに「Bodega/ボデガ」とはスペイン語で「ワイン貯蔵庫」の意味なのですが、暖かい南欧への憧れ、もしくはブドウの葉をイメージ
したのかもしれませんね。
厚手で丈夫そうなつくりで、食洗器・オーブンも使用可能。
容量はたっぷり入る作りなので、用途も広そうです。

メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Bodega/ボデガ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1972-1977 | |
サイズ: | カップW12.1(持ち手含む)×φ9.2×H6.9cm 容量約270ml | |
ソーサーφ14.8cm | ||
コンディション: | カップは外側に気泡によってできた釉薬の穴、ソーサーはフチに黒いペイント付着がありますが、全体的に小傷は少なく良好なヴィンテージコンディションです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。