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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Bladruta/ブラードルータ シュガーボウル 001
スティグ・リンドベリがデザインした、Gustavsberg・Bladruta/ブラードルータのシュガーボウルです。
blad=「葉」、ruta=「箱・枠・窓」という意味で、窓枠から見えるツタのような葉をデザインしたのでしょうか。
葉をモチーフにしたデザインを好んだリンドベリらしいシリーズで、水色の葉が爽やかですね。
葉の上から漫画のスクリーントーンのような細かいドットがプリントされていて、柔らかい雰囲気になっているのもポイント。
フォルムはTurturやFestongと同じSAモデル。1968-1969年のわずかな期間の製造で希少なシリーズです。
プリントの色の個体差が大きく、明るく鮮やかな水色だったり、グレーを混ぜたような落ち着いた色合いだったりします。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Bladruta/ブラードルータ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1968-1969 | |
サイズ: | ×φ9.2×H5.5cm | |
コンディション: | 高台のあるシュガーボウルによくあることですが、糸底が歪んでいるのを考慮した価格。がたつくというよりは、押すと少し沈む感じです。 微細な傷やプリントの粗さ・プリントロスはありますが、ツヤ感がしっかり残っていて使用感はだいぶ少なめ。 全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、気泡跡、素地や釉薬の粗さ、歪み、プリントの粗さ、傷によるプリントロスなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 とりわけ、製造工程上プリントの粗さが高確率で発生します。このシリーズの特性としてご理解ください。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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