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ARABIA/アラビア Kurpitsa/クルピツァ スーププレート21cm 006
ARABIAのKurpitsa/クルピツァ、スーププレート21cmです。
kurpitsaはフィンランド語で「かぼちゃ」。青い花と実がレトロでかわいらしく、1970年代のARABIAらしいデザインです。
青の色合いが濃かったり淡かったり、くっきりだったりにじんでいたりと、個体によって異なるのがあたたかさを感じさせます。
こういうタッチは同時代のRypaleに似ていて、Raija Uosikkinenの作風にしか見えないのですが、デザイナーについての確定的な情報はありません。
フォルムもRypaleやGardeniaと同じEモデルが使われています。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | Kurpitsa/クルピツァ | |
デザイナー: | Goran Back/ヨーラン・バック(フォルム) | |
Unknown/不明(デコレート) | ||
年代: | 1970年代前半 | |
サイズ: | φ20.7×H3.3cm | |
コンディション: | 表面に多少の傷がありますが、フチ近くの強めの傷以外は光を当てないとわからない程度。 全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、気泡跡、素地や釉薬の粗さ、歪み、プリントの粗さや途切れ・付着などが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

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※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。