TOP > Hilkka-Liisa Ahola/ヒルッカ・リーサ・アホラ
TOP > ベース(陶磁器)
ARABIA/アラビア Hilkka-Liisa Ahola ベース100/3 001
Hilkka-Liisa Ahola/ヒルッカ・リーサ・アホラがデザインした、高さ23.5cmのフラワーベースです。
アラビアのアートデパートメント(芸術部門)で制作されたもので、黒い線も含めて全てハンドペイントによるもの。
同じ模様でも絵付師によって花や葉の描き方・色合いが異なり、水彩画のような美しい作品です。
このような花瓶は彼女が力を入れたシリーズだったのでしょう。22種類もの様々な形と、モチーフの花はバラ・アジサイ・タンポポ・ビオラなどなど多くの種類があり、その組み合わせが無数に存在します。
こちらの花は正確にはわかりませんが、長い花穂と葉の形から、エラータム系のデルフィニウム属かと思われます。
このシリーズはマットな釉薬が使われることがほとんどですが、こちらはツヤあり。
このフォルムで100/1(H12cm)、100/2(H18cm)、100/3(H23.5cm)が作られました。
メーカー: | ARABIA/アラビア |
シリーズ: | |
デザイナー: | Hilkka-Liisa Ahola/ヒルッカ・リーサ・アホラ |
年代: | 1960-1970年代 |
サイズ: | 上部φ7×下部φ9.6×H23.6cm |
コンディション: |
糸底に粗さはありますが、置いた時には気が付かない程度。 その他の傷はわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |
注意事項: | ※微細な点/素地の粗さ/付着物/ペイントの付着/色ムラ/歪み/貫入などが発生しやすいシリーズです。全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 ※このシリーズは貫入が高確率で発生しますが、食器では無いので価格への影響は限定的です。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
最近チェックした商品