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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Pumpa/プンパ プレートW31cm 007
Stig Lindbergがデザインし、グスタフスベリ社から1958年に発売されたPumpa/プンパのプレート。
細長くて曲がった形がキュウリに見え、現地でも一般的にキュウリプレートと呼ばれることもありますが、それはリンドベリがイラストレーションを担当した絵本『Nyfiken i en strut』(Lennart Hellsings作)の中に登場する「Herr Gurka(Mr.キュウリ)」と結びついたからだと言う説があります。
が、Pumpaは直訳するとPumpkin=かぼちゃなので、細長い種類のかぼちゃとしてデザインしたのでしょう。
カーブした個性的な形と鮮やかな緑色が素敵で、色の濃淡の個体差が大きめなのも面白いところです。
ちなみにFladen/フラーデン(Fishプレート)と同時に発売され、同じ1枚の広告に載っていました。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Pumpa/プンパ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1958-1960年代 | |
サイズ: | W31.5×D8.5(真ん中あたりの太さ)×H3.1cm | |
コンディション: | 少々の作りの粗さと外側に多少の傷がありますが内側の傷はわずか。全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点/気泡痕/付着物/素地の粗さ/色ムラなどが発生しやすいシリーズです。全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
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陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。