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NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ Harso 002
1950年代前半にカイ・フランクがデザインしたHarso、高さ10cmのベースです。
harsoは「ガーゼ」の意で、「ガーゼ製法」で作られたガラス。
ガーゼ製法とは、「ヘイズ(もや)加工」と「スパイクモールド加工」を組み合わせたもので、
・ヘイズ加工は、煤(すす)に晒すことでガラスにグレー色の層ができ、同時にごく微細な気泡を発生させる技法。
・スパイクモールド加工は、スパイク状の突起がある型にガラスを入れることで気泡を発生させる技法。並んで見える気泡がそれで、リズミカルです。
ヘイズ加工によるごく微細な気泡はじっくり観察するとわかり、まるで顕微鏡で細胞を見ているかのような、万華鏡を覗いているかのような、不思議な感覚を味わうことができる美しいガラスです。
グレーの濃淡に個体差があるのもヘイズ加工の煤によるものでしょう。
カットサインは「Nuutajärvi Notsjö -56?」。右下の年号と左上の文字は判別不能です。
メーカー: | NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ | |
シリーズ: | Harso/ハルソ | |
デザイナー: | Kaj Franck/カイ・フランク | |
年代: | 1951-1956 | |
サイズ: | 上部W8×上部D6.3×H10cm 重量約440g | |
コンディション: | 外底以外の傷はわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※ガラスのシワや凹み、くすみ、気泡や異物の閉じ込め、歪み、外底の擦れ傷が発生しやすいアイテムですが、全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 |
用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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