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NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ Vire(Spiral) 005
1952年にカイ・フランクがデザインしたVire/ヴィレ(別名Spiral)のベースです。
vireはbreeze(そよ風)の意で、"air filigree"(エアーフィリグリー=空気の線状細工)という製法で作られたガラス。
一般的なフィリグリーガラスは型に並べた棒状の色ガラスとクリアガラスを一体化させるものですが、こちらは空気で線を表現しています。
プレスガラス(型押し)と吹きガラスを組み合わせた造形の中に空気を仕込み、それをスパイラル状になるようねじるという複雑な製法で、高度な技術が必要とされました。
そのスパイラルは横から見るとクロスして網目状に見え、より輝きを放ちます。それがカイ・フランクの狙った視覚効果でした。
高さ5cmの小さなものから20cmのベースまで様々な形が作られ、平たいものはアッシュトレイという話もありますが、
定かでは無いので一律にvase(つぼ・容器の意)としておきます。
色はクリア、ライラック(紫)とグリーン、ブラウン系も作られたようです。ひとくちにクリアといっても青や緑・黄味がかっていることがあったり、その他の色でもものによって濃かったり淡かったりします。
カットサインは「K.Franck Nuutajärvi Notsjö -53」。
メーカー: | NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ | |
シリーズ: | Vire/ヴィレ | |
デザイナー: | Kaj Franck/カイ・フランク | |
年代: | 1952-1954 | |
サイズ: | 上部W9.2×上部D8.5×H7.2cm 重量約570g | |
コンディション: | 外底の角全体的に微細な欠けがありますが、底がカットされているこのシリーズには発生しやすいもの。目立ちはしないので価格への影響はわずかです。 その他、外底に細かい傷、外側などに些細な傷はありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※ガラスのシワや凹み、くすみ、気泡や異物の閉じ込め、歪み、外底の擦れ傷が発生しやすいアイテムですが、全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 |
用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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