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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Turtur/チュールチュール コーヒーカップ&ソーサー 006
グスタフスベリ・Turtur/チュールチュールのコーヒーカップ&ソーサー。
3羽の緑の鳥は羽や尾などのデザインが違ったり、その周りの葉のような模様が独創的だったりして、典型的なスティグ・リンドベリデザインとも言えます。
「turtur」とはおそらく鳩の一種で(トゥルトゥル類)、その中にとても鮮やかな緑色の羽毛を持った種類がいくつかいるので、
それをイメージしたのかもしれません。鮮やかで濃い緑が本当に美しく、これしかないと思わせるような絶妙なカラーチョイスだと思います。
模様はプリントで、緑の後に黒をプリントしたのではと思われます。緑の上に黒い模様が乗っていたり、鳥の目の黒い点がものによってずれていたりするからです。それによって、鳥の表情が1つずつ違ってくるのも面白いところです。
復刻版も生産されていますが、ヴィンテージは1972-1974年にしか製造されなかったのでとても貴重なもの。
なお、資料にはティーカップ&ソーサーもあったと書かれていますが、ティーカップ&ソーサーは画像すら見たことがないので、誤った情報かもしれません。形は、TahitiやEmmaなど多くのシリーズに使われたSAモデルで、カップのしずく型の高台が特徴的です。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Turtur/チュールチュール | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1972-1974 | |
サイズ: | カップW8.5(持ち手含む)×φ6.5×H6.5cm 容量約140ml ソーサーφ13.6cm | |
コンディション: | カップ外側とソーサー表面に少々の傷がありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 プリントロスは少なめで作りもきれいな方。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、素地の粗さや気泡痕、プリントミスや傷によるプリントロスなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので画像でご判断ください。 ※【共通画像】は形などを表現するためのもので、各商品に同じ画像を使っています。 |
1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。