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ARABIA/アラビア Niittykukka/ニーッティクッカ Gnaphalium Dioicum(ハハコグサ) 001
ARABIA・Niittykukka/ニーッティクッカのウォールプレート。Gnaphalium Dioicum(ハハコグサ)です。
Svea Granlund/スヴェア・グランルンド(SÅG)のデザインで、1950-1960年代にアートデパートメント(芸術部門)で制作したもの。
「niitty」=meadow(草地)の「kukka」=flower(花)という意味で、フィンランドの野山に咲く花が全24種類ラインナップされました。
同様のモチーフのBotanica(1978-1989)はEsteri Tomulaらしい少しポップなデザインですが、Niitykukkaは植物図鑑のようなテイスト。全て手描きで、素朴でやわらかい雰囲気が魅力です。
サイズは約10cm四方と約15cm四方の2種類がありますが、24種類の花はそれぞれどちらかのサイズしか作られなかったようです。といっても、情報量がかなり少ないのでそのあたりの詳細は不明。なかなか手に入らないシリーズです。
Gnaphalium Dioicumは正確な花の名前はわかりませんでしたが、ハハコグサ(母子草)属。春の七草のゴギョウの仲間です。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | Niittykukka/ニーッティクッカ | |
デザイナー: | Svea Granlund/スヴェア・グランルンド | |
年代: | 1950年代-1960年代 | |
サイズ: | W9.5×D0.9×H9.4cm 重量約200g | |
コンディション: | 本体に穴が空いておらず、壁掛け用のワイヤーも無いのを考慮した価格。 表面に微細な点が多いのも少し考慮していますが、このアイテムはそんなに残念な雰囲気にはなりません。 全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点/付着物/素地の粗さ/歪み/顔料付着などが発生しやすいですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 ※壁掛け用に、市販の「プレートハンガー」もご利用いただけます。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

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※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。