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ARABIA/アラビア Teema/ティーマ コーヒーカップ&ソーサー ホワイト(青い模様あり) 002
イッタラ社にて現在も生産が続くTeema/ティーマ、ホワイトのコーヒーカップ&ソーサーです。
ティーマは1953-1974年に作られたKilta/キルタシリーズが原型。Kiltaの生産終了を惜しむ声を受けて、カイ・フランク自身が1981年に改良を加えて発売を開始しました。
Kiltaからの主な変更点は、素材が陶器から磁器に、デザインがシャープに、オーブン対応にといったところ。
形はほぼ踏襲したまま、より丈夫で大量生産・日常使いに向いた機能的なTeemaが誕生しました。
こちらは模様ありの珍しいもの。1987年のカタログにも載っていて、その時点ではカップ&ソーサー3種+マグ、平皿4種、スープボウル1種が作られたようです。
なお、こちらのソーサーには通常のティーマには無いくぼみがあります。
ARABIAのバックスタンプが1975-1981年のタイプ、つまりティーマ初年度のものなので、当初のフォルムはくぼみがあったのかもしれません。ソーサーの直径も、通常より5〜6mmほど大きいです。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | Teema/ティーマ | |
デザイナー: | Kaj Franck/カイ・フランク | |
年代: | 1981- | |
サイズ: | カップ/W9.2(持ち手含む)×φ7.2×H5.7cm 容量約140ml ソーサー/φ12.9cm | |
コンディション: | カップ外側やソーサー表面に擦れ傷が多く、使用感が強いのを考慮した価格。カップのフチも全体的に擦れがあり、カップ糸底1ヶ所に削れがあります。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、気泡跡、糸底の粗さ、色ムラなどが発生しやすいシリーズです。全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 ※【共通画像】は形などを表現するためのもので、各商品に同じ画像を使っています。 |
1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。
用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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