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TOP > 【2020.4.21掲載】GUSTAVSBERG/グスタフスベリのヴインテージ
GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Karin Bjorquist スモールトレイ 001
Karin Bjorquist/カーリン・ビョールクウィストがデザインしたと言われる、グスタフスベリ社の小さなトレイです。
「言われる」というのは、正確な情報がわかっていないから。同時掲載した台形のようなフォルムの一輪挿しは彼女がデザインしたIndigoやDiagonalシリーズにも使われていて、少なくともフォルムは彼女のデザイン。
釉薬の色まで関わっていたかどうかはわからず、サインやバックスタンプなどはありません。
いずれにしても、少しラベンダー色寄りのブルーと、グレーが混ざり合った色がきれいですね。
三角形ですが、一輪挿し同様に角が丸くて、やわらかい印象。サラッとした触感の釉薬です。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ |
シリーズ: | |
デザイナー: | Karin Bjorquist/カーリン・ビョールクウィスト |
年代: | 1950年代(推定) |
サイズ: | W9×D9×H3.5cm |
コンディション: | 目立つ傷・汚れは無く、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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