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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Adam/アダム コーヒーカップ&ソーサー 005
グスタフスベリで最も有名なデザイナー、スティグ・リンドベリによるAdam/アダムのコーヒーカップ&ソーサーです。
ブルーのドットとそれをつなぐ線だけで表現されていますが、内側や下に行くにしたがってドットが小さくなっています。それによって立体的に見える、リンドベリならではの計算されたデザインです。
ドットというとかわいらしいイメージですが、規則的に並べて濃いめの青を使うことでモダンな印象に。
近年復刻版が生産されるようになりましたが、復刻版はドットがくっきりしすぎていたり、ドット同士の間隔が空いていたりして多少雰囲気が異なります。
オリジナルは色のにじみやムラがあったり、ドット同士の距離が近くてぎっしりして見えたり。多少作りの粗いところはありますが、オリジナルにしかない味わいがあります。
また、バックスタンプに「ADAM」と刻印されているのもオリジナルだけです。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Adam/アダム | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1959-1974 | |
サイズ: | カップ/W9.4(持ち手含む)×φ7.8×H5.5cm 容量約140ml ソーサー/φ12.6cm | |
コンディション: | カップ・ソーサーとも多少の小傷がありますが、光を当てないとわからないもの。 プリントの具合や作りもAdamとしてはだいぶ良い方で、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※わずかなプリント付着やプリントミス、ごく微細な点や付着物、素地の粗さが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので、画像でご判断くださいませ。 画像以外にも微細な点やわずかな作りの粗さが見られる場合もあります。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。