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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Reptil/レプティル フラワーベースH18cm ライトブルー 001
スティグ・リンドベリがデザインしたグスタフスベリ社のReptil/レプティル。水色のフラワーベースです。
reptil=「爬虫類」の皮膚からインスパイアされたと思われる凹凸のある模様と、アシンメトリーで揺らいだフォルムがとても美しいデザイン。その凹凸は、光の当たり方や下地の色によって陰影が変化して見えます。
1953年の製造開始当初はやわらかい色調でホワイト・イエロー・ライトブルーの3色が作られ(稀にライトグリーンがあるようです)、マットな仕上がりでした。その後光沢が強いブルーも作られましたが短期間で終了、1955年には光沢の強いブラウンとグレーが登場しました。
当初の3色・光沢の強いブルー・光沢の強いブラウン/グレー、同じシリーズでしたがそれぞれで模様が少し変更されています。
フラワーベースは3種類ですが、H22cmとH32cmはだいぶ細長いフォルム。それと、葉っぱの形をした浅めのボウルも2種類が作られました。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Reliefer | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1953-1963 | |
サイズ: | W3.1(上部)×W12.5(全体)×D8(全体)×H18cm | |
コンディション: |
傷・汚れは特に見当たらず、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 素材の特性上、微細な点が発生していますが、いずれも目立たないものです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。