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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Bersa/ベルサ スープボウル17cm 006
北欧食器のデザインで最も有名ともいえるグスタフスベリのBersa/ベルサ。17cmのスープボウルです。
数多くの作品をグスタフスベリの地にて生み出したスティグ・リンドベリの一番の傑作で、世界中で人気のデザインです。
葉をデザインしただけの一見単純な模様ですが、濃くて深い緑色と、太くしっかりと描かれた葉脈が、生命の力強さを感じさせてくれます。それでいて、葉のぽってりとしたフォルムがかわいらしさも印象づけるので、男女問わず人気が高いのもうなづけるところです。
模様はプリントではありますが、全て同じに見える葉と葉脈の形はそれぞれ少しずつ異なるため、無機質さとは無縁な味わいがありますね。
近年復刻版が生産されるようになりましたが、ヴィンテージ品のロゴのみに「BERSA」の文字と9枚の葉が刻印されている上、フォルムや展開アイテムが異なります。また、ヴィンテージの方が緑色が濃く鮮やかなもので、古いだけではない価値を感じていただけると思います。
ちなみにbersaの意味は「葉」では無く、「柵になっているような植木、もしくはそのエリア」というのが正しいようです。よくそこにテーブルを置いてティータイムを楽しんでいたので、それも含めてbersaと呼び、典型的スウェーデンの庭の風景のことでした。 その植木にはライラックやツゲの木が使われることが多く、直線的な枝のデザインから、bersaはツゲの木がモチーフだったのかもしれません。
このスープボウルは平皿よりだいぶ入手しづらく、あったとしても使用感の強いものばかりですが、なかなかきれいなものが見つかりました。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Bersa/ベルサ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1960-1974 | |
サイズ: | 上部φ17×H4.6cm | |
コンディション: | 傷やペイントロスはわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、プリントの歪み/色ムラ、素地の粗さなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので、画像でご判断くださいませ。画像以外にも微細な点やわずかな作りの粗さが見られる場合もあります。 ※【共通画像】は形などを表現するためのもので、各商品に同じ画像を使っています。 |
1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。