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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Karolin/カロリン フラワーベース H8.5cm 003
グスタフスベリの人気デザイナー、Lisa Larsson/リサ・ラーソンが1964年にデザインしたKarolin/カロリン、高さ8.5cmのフラワーベースです。
手描きで表現したブルーが美しく、日本の陶芸に影響を受けたのではと思わされるほど。他の作品のMatildaなどにも見られるようなスタイルで、動物のオブジェだけでない彼女のデザインの幅広さが窺えます。
ぷっくりと膨れたような丸みがかわいらしく、滑らかな手触りが愛らしく感じられます。一方、口の部分はしっかりとホールドできるようにできていて、安心して持ち運べる気の利いたつくりなのも感心してしまうところ。
茎を短く切れば和洋問わずどんな花も生けられそうなイメージで、使い勝手が良さそうですね。
その他は高さ20・22・30cmのものが作られましたが、いずれも形や絵付けがだいぶ変わってきます。
同じものでも絵付師によって模様の雰囲気は変わってきますが、Karolin/カロリン フラワーベース H8.5cm 002と比べると、描き方だけでは無くてドットの有無やラインの数などにも違いがあることがわかりました。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ |
シリーズ: | Karolin/カロリン |
デザイナー: | Lisa Larson/リサ・ラーソン |
年代: | 1964-1971 |
サイズ: | 上部外径φ10×上部内径Φ6.1×H8.5cm |
コンディション: | 全体的に細かい貫入があり、内底と外底は貫入に汚れが少々付着していますが、目立たないのと花瓶であることから、価格への影響は軽微です。 少々の作りの粗さはありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |
コンディション: | ※ペイントの付着、微細な点や付着物、素地の粗さなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので、画像でご判断くださいませ。 画像以外にも微細な点やわずかな作りの粗さが見られる場合もあります。 |
1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。