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ARABIA/アラビア Atelje ティーカップ&ソーサー イエロー×オリーブグリーン 001
Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネンがデザインし、アラビアのアトリエで作られたティーカップ&ソーサーです。
レモンのような色の実と、オリーブグリーンの葉が絵付師によって手描きされたもの。水彩画のようなやわらかい色合いが美しいですね。
くっきりとした描き方では無いので一見わかりづらいのですが、よく見ると丁寧に描かれていることがわかります。
フォルムはデザイナーのPeter Winquist/ペテル・ウィンクヴィストのイニシャルを取ったPWモデル。KalevalaやJuliaなど、あまり多くのデコレーションはされていませんが、カップが膨らんだユニークな形状です。
シリーズ名は無いようで、製造年もはっきりとはわかりませんが、PWモデル自体が1971年のデザインなので、1970年代に作られたものでしょう。
彼女がデザインしたOtso/オツォ(1975-1978)に似たパターンで、その頃のウオシッキネンの作風の1つだったのでしょうね。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | ||
デザイナー: | Peter Winquist/ペテル・ウィンクヴィスト(フォルム) | |
Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネン(デコレート) | ||
年代: | 1970年代 | |
サイズ: | カップW12.5(持ち手含む)×φ9.8×H6.1cm 容量約300ml ソーサーφ16.6cm | |
コンディション: | 微細な点や付着物はありますが、目立たないもの。傷はわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

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ユーズドということ
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陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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