TOP > ベース(陶磁器)
TOP > Baca/バッカ
Royal Copenhagen/Aluminia Baca/バッカ フラワーベース スクエア S 721/3258 002
Royal CopenhagenのBaca/バッカ、高さ約12cmのスクエア型のフラワーベースです。
Bacaシリーズは、アートディレクターのNils Thorsson/ニルス・トーソンを中心とした4名のデザイナーによって1965年頃から制作が始まりました。
ロイヤルコペンハーゲン社を買収していたAluminia/アルミニア社の工場で制作され、アルミニア社が得意としていた"ファイアンス焼き"によるもの。白い磁器とは違って重厚感やあたたかさを感じられます。また、釉薬の質・量や焼成温度の違いなどによって色の個体差があったり、色のムラがあったりして、そのことが味わい深さを演出しています。
こちらはニルス・トーソンらしい不思議な模様で、似た模様が他にもいくつかデザインされているので、彼が得意としたテイストでしょう。花か果物を抽象化したようにも見えます。
渋めのブラウンにエメラルドグリーンという難しい配色ですが、比較画像を用意したように個体差がかなり大きいことがわかり、全く違う雰囲気になっているのがBacaらしくて面白いところです。
ちなみにバックスタンプ左の番号はシリアルナンバーでは無く、アイテムごとの番号。上の721はこの柄のデザインを、下の3258はこのフォルムを指しています。
Bacaシリーズは当初はAluminia社のバックスタンプでしたが、1969年からは"ROYAL COPENHAGEN FAJANCE"のバックスタンプに変更されました。
こちらのバックスタンプは"G"の下に線が引いてあるので、1969-1974年に作られたことがわかります。
メーカー: | Royal Copenhagen/Aluminia | |
シリーズ: | Baca/バッカ | |
デザイナー: | Nils Thorsson/ニルス・トーソン | |
年代: | 1965〜1980年代初め | |
サイズ: | W4.3×D4.3×H12.3cm 開口部(内径)φ2.8cm | |
コンディション: | 内側に落ちない汚れが少しありますが、それ以外に目立つ傷・汚れは無く全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、ペイントの付着や色ムラなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので、画像でご判断くださいませ。画像以外にも微細な点やわずかな作りの粗さが見られる場合もあります。 ※テネラほどでは無いものの、バッカにも貫入が発生することがよくありますが、汚れが付着していなければ価格への影響は無いものとしています。 |
ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。