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Royal Copenhagen/Aluminia Baca/バッカ スクエアトレイ M 780/2883 001
Royal CopenhagenのBaca/バッカ、幅17cmのスクエアトレイです。
Bacaシリーズは、アートディレクターのNils Thorsson/ニルス・トーソンを中心とした4名のデザイナーによって1965年頃から制作が始まりました。
ロイヤルコペンハーゲン社を買収していたAluminia/アルミニア社の工場で制作され、アルミニア社が得意としていた"ファイアンス焼き"によるもの。白い磁器とは違って重厚感やあたたかさを感じられます。また、釉薬の質・量や焼成温度の違いなどによって色の個体差があったり、色のムラがあったりして、そのことが味わい深さを演出しています。
こちらのデザインは梅か桜の木を連想させる模様で、和の雰囲気も持ち合わせています。特に青は色の個体差が大きく、濃い青緑から淡い水色までさまざま。どの色であっても複雑に色が混ざり合っていてとても味わい深い仕上がりです。時おり木に白い筋が見えることもあって、より桜の木に見えてきます。
また、ものによって茶色い木が上だったり花が上だったり。2回焼成したのか定かではありませんが、わりと自由に作られていたのかもしれません。
デザイナーはJohanne Gerber/ヨハンネ・ギャーバーで、JとGを組み合わせたマークがバックスタンプに見られます。
ちなみに、バックスタンプ左の番号はシリアルナンバーでは無く、アイテムごとの番号。上の780はこの柄のデザインを、下の2883はこのフォルムを指していて、3サイズあるうちの真ん中の大きさです。
Bacaシリーズは当初はAluminia社のバックスタンプでしたが、1969年からは"ROYAL COPENHAGEN FAJANCE"のバックスタンプに変更されました。
こちらのバックスタンプは"E"の下に線が引いてあるので、1975-1979年に作られたことがわかります。
メーカー: | Royal Copenhagen/Aluminia | |
シリーズ: | Baca/バッカ | |
デザイナー: | Johanne Gerber/ヨハンネ・ギャーバー | |
年代: | 1965〜1980年代初め | |
サイズ: | W16.8×D16.8×H3.4cm | |
コンディション: | 目立つ傷・汚れは無く全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、ペイントの付着や色ムラなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので、画像でご判断くださいませ。画像以外にも微細な点やわずかな作りの粗さが見られる場合もあります。 ※テネラほどでは無いものの、バッカにも貫入が発生することがよくありますが、汚れが付着していなければ価格への影響は無いものとしています。 |

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