TOP > カップ&ソーサー/マグカップ
TOP > Paratiisi/パラティッシ
ARABIA/アラビア Paratiisi/パラティッシ ティーカップ&ソーサー カラー 002
現行品でもおなじみのARABIA・Paratiisi/パラティッシ、ヴィンテージのティーカップ&ソーサーです。
1969年にカラータイプが制作され、モノトーンタイプの追加や1974年の生産終了などを経て、1988年に復活。以後、アラビアのラインナップの中でもとりわけ華やかなデザインが愛され続けています。
ヴィオラ、カシス、ぶどう、リンゴなどを華やかに描き、paratiisi=「paradise(楽園)」を表現したのは、「陶磁器のプリンス」と呼ばれたビルガー・カイピアイネン。
彼のアートピースで表現されることの多い、花や植物の生命力が、テーブルウェアのデザインに巧みに落とし込まれています。
こちらのティーカップ&ソーサーは、ソーサー中央に凹みが無いのでケーキプレートとしても使えるようになっていました。
バックスタンプはいずれも1971-1975年に使われたタイプです。
現行品でもティーカップ&ソーサーはありますが、現行品はだいぶ色が違って特にブルーが鮮やか。ヴィンテージは色がまろやかで少し淡いのが特徴で、色に個体差があるのも魅力の1つです。
メーカー: | ARABIA/アラビア |
シリーズ: | Paratiisi/パラティッシ |
デザイナー: | Birger Kaipiainen/ビルガー・カイピアイネン |
年代: | 1969-1974 |
サイズ: | カップ/W11.6(取っ手含む)×φ8.7×H7.5cm 容量約270ml ソーサー/φ16.9cm |
コンディション: | カップ高台に小さな欠けや削れ、ソーサー高台に亀裂がある点を考慮した価格。
その他、少々の小傷や作りの粗さなどはありますが、全体的には良好なヴィンテージコンディションです。 |
注意事項: | ※このシリーズは茶色や青の微細な点、素地の荒れなどが発生しやすいのですが、目立たないものは画像を用意いたしません。予めご了承くださいませ。 |
1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。
用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
最近チェックした商品