TOP > Karin Bjorquist/カーリン・ビョールクウィスト
TOP > ベース(陶磁器)
TOP > 【2019.1.25掲載】GUSTAVSBERG/グスタフスベリのヴインテージ
GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Indigo/インディゴ フラワーベースH17cm 001
Karin Bjorquist/カーリン・ビョールクウィストがデザインしたIndigo/インディゴのフラワーベースです。
1952-1953年の短い製造期間だったと言われ、グスタフスベリ社のスタジオで製作されたもの。底の手の形のサインはハンドペイントを示すもので、その右下の葉のマークはそれぞれの絵付師固有のサインでした。
丁寧に描き入れられた模様はindigoの名の通り美しい藍色。来日経験もあり日本の焼き物に影響されたカーリン・ビョールクウィストならではです。
フォルムは多数存在し、最も多く作られたであろうフラワーベースは、ぷっくり型やかなり細長いもの、真ん中がくびれているものなどバリエーション豊か。その他ボウルやフタもの・深皿もありましたが、どれもが美しい曲線を主体としています。
また、絵付も幾何学模様や葉の模様などさまざま。フォルムに対しての模様はある程度決まっていたようですが、思いがけない一品との出会いもありそうなシリーズです。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ |
シリーズ: | Indigo/インディゴ |
デザイナー: | Karin Bjorquist/カーリン・ビョールクウィスト |
年代: | 1952-1953 |
サイズ: | W6.3×D5.8×H17.4cm |
コンディション: | 模様上に微細な白い点、外側にわずかな小傷はありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディション。中もきれいです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。