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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ クリスマスプレート 1975年 002
スウェーデン・グスタフスベリ社のクリスマスプレート、1975年のものです。
こちらを含む1971年から1980年までの10種類はSven Jonson/スヴェン・ヨンソンがデザインし、1981〜1985年はスティグ・リンドベリがデザインを担当しました。
スヴェン・ヨンソンの場合はモチーフが年によって様々で雰囲気も大きく異なりますが、こちらの1975年は藁で作ったヤギ(ユールボック)がモチーフ。元々北欧では冬至の頃にヤギの妖怪が街を訪れて、全ての準備ができているか確認しに来るという言い伝えがあったのですが、現代ではクリスマスの飾り物として親しまれています。
なお、こちらは特に壁掛け用の穴は開いていません。フォルムとしてはちょっと深さがあるので、食器としての利用も想定して製造されたのかもしれません。
壁掛けをご希望の場合は、別ページでプレートハンガーをご注文いただくか、市販のプレートハンガーをお買い求めください。
ちなみに裏の文章は、「限定版です」に続いて「今後再生産されることはありません」と念押しのように書かれているのがちょっと面白いところです。
メーカー: | GUSTAVSBERG/グスタフスベリ | |
シリーズ: | ||
デザイナー: | Sven Jonson/スヴェン・ヨンソン | |
年代: | 1975 | |
サイズ: | φ21.7×H2.5cm | |
コンディション: | 表面左下に細かい貫入がありますが、少しだけで目立たないので価格への影響は軽微です。 その他、表面左下に微細な点、表面にわずかな小傷がありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。