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ARABIA/アラビア クリスマスプレート 1981年 002
Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネンがデザインしたARABIA社のクリスマスプレート、1983年のものです。
1978年から1989年まで毎年1種類作られ、19世紀のフィンランドのクリスマスがテーマと言われています。
1978から1983年までは田舎の風景で、こちらはとある村の12月の風景でしょう。井戸水をくみ上げている女性、ソリで牛乳らしき大きな入れものを運んでいる女性、モミの木を担いでいる男性やスキーを楽しむ子供たちがデザインされています。
左上の建物は十字架が無いのですが尖塔があるので教会でしょうか。
ライヤ・ウオシッキネンらしい繊細な描写は、観察しているといろいろと想像力を掻き立てられますね。
青と白を基調とした落ち着いた配色で、アクセントの金色のプリントがさりげない華やかさです。
フラットに近い形で食器としては考えづらく、装飾専用として作られたのでしょう。裏には元々ついていた金具があるので、そのまま壁に掛けることができます。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | ||
デザイナー: | Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネン | |
年代: | 1981 | |
サイズ: | φ22.7cm | |
コンディション: | 裏に金属汚れのようなものがありますが、裏なので価格への影響は軽微。 表面はごく微細な傷と茶点があるくらいで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 ※金具とバックスタンプがずれていますが、表の絵柄で言うと時計の12時方向についているので、掛けた時に斜めになるわけではありません。 |
1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。
用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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