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ARABIA/アラビア Kalevala/カレワラ イヤープレート 1989年 002
フィンランドに古くから伝わる神話・伝説・詩を集めて出版された国民的叙事詩、『Kalevala(カレワラ)』のワンシーンを描いたアラビア社のイヤープレートです。
デザインしたのはライヤ・ウオシッキネン。彼女のテーブルウェアのデザインとは一見雰囲気が違いますが、よく見ると彼女特有の優しいタッチが感じられます。
例えば、人間だったら70〜80年代のクリスマスプレート、動物や魚は101周年 記念プレート、花模様はRypaleやAhmetに似た描写が見られます。
それらを、実にアラビアらしいコバルトブルーや茶色の配色でまとめているのですが、茶色い部分は、ルスカに近い釉薬が使われているのでしょう。同じ年でも色に個体差が見られます。
裏にはフィンランド語・スウェーデン語・英語でのシーンの説明があり、箱にも3ヵ国語が書かれていて、フィンランド以外でも人気を博したコレクターズアイテムでした。壁掛け用で、裏には穴が2つ空いていて元々フックが付いていました。
カレワラのイヤープレートは1976年から1999年までの24種類が作られましたが、初年度の1976年、製造の設備に問題があったと言われる1988年、フィンランド経済が不況に陥って生産数が少なかった1990年代のものは、それ以外に比べて2〜3倍の値段がついている希少なものです。
(シーンの説明文は作成中です)
『Kalevala』の登場人物・内容については、こちらをご覧ください。
「Wikipedia 『カレワラ』」
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | Kalevala/カレワラ | |
デザイナー: | Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネン | |
年代: | 1989 | |
サイズ: | W20×D2×H20cm 重量約650g | |
コンディション: | 高台に付着物や荒れがありますが、表面に傷は見当たらず、とても良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | 1枚目の画像は、都合により一般のプレート類より大きく写しています。サイズにご注意ください。 |
1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。
ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。