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【お取り置き品】GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Bersa/ベルサ バターケース(小) 002
※お客様お取り置き品のため、在庫があってもご購入いただけません。
北欧食器のデザインで最も有名ともいえるグスタフスベリのBersa/ベルサ、貴重なバターケースです。
数多くの作品をグスタフスベリの地にて生み出したスティグ・リンドベリの一番の傑作で、世界中で人気のシリーズです。
一見単純な模様ですが、葉の緑色と太くしっかりと描かれた葉脈が生命の力強さを感じさせるかのよう。模様はプリントながら、葉と葉脈の形はそれぞれ少しずつ異なるのもポイントです。
復刻版もありますが、バックスタンプに「BERSA」の文字と9枚の葉があるのはヴィンテージだけ。フォルムや展開アイテムも大きく異なる上、ヴィンテージの方が緑色が鮮やかです。
ちなみにbersaの意味は「葉」では無く、「柵になっているような植木、もしくはそのエリア」というのが正しいようです。よくそこにテーブルを置いてティータイムを楽しんでいたので、それも含めてbersaと呼び、典型的スウェーデンの庭の風景のことでした。 その植木にはライラックやツゲの木が使われることが多く、直線的な枝のデザインから、bersaはツゲの木がモチーフだったのかもしれません。
バターケースはフタが無いものや状態の悪いものも多い中、きれいなものに巡り会えました。およそ5年ぶりの入手です。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Bersa/ベルサ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1960-1974 | |
サイズ: | W15.7×D8.4×H5.8cm(フタ含む) 本体内寸:W14.1×D6.8×H4.4cm | |
コンディション: |
【フタ】:外側に少々の小傷・ペイントロスがあります。内側の凹みは焼成時の支柱跡です。 【本体】:内底に細かい付着物がいくつかありますが、釉薬がかかったもの。 内底の際やフチの角にシワのようなものが見られますが、こちらも釉薬がかかったもの。ヒビではありません。 内底に少しの小傷、外側の模様に少しのペイントロスがあります。 フチや内側に薄いシミがありますが、目立ちはしません。 【全体】:フタと本体の模様がわずかに異なります。フタの方は葉脈が端まで達していて色が少し黄緑色(ベルサ前期のデザイン)、本体の方は葉脈が端まで達せず色が濃いめ(ベルサ後期)という特徴です。組合せて違和感があるとは言えないと思います。 以上のような状態ですが、ベルサとして、およびバターケースとしてはだいぶ良好なヴィンテージコンディションです。 |
1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。