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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Delikatess/デリカテッス スープボウル17.5cm 003
グスタフスベリ社・Delikatess/デリカテッスの17cmボウルです。
Karin Bjorquist/カーリン・ビョールクウィストによるもので、おそらくリンゴンベリーがデザインされたもの。このシリーズはカップ&ソーサーは無く、蓋付きのジャムポットが最も多く生産されたようで、一番よく見かけます。ちなみに大きめのジャムポットやバターケースでは青い葉と水色の実+グレーの素地という配色も作られていました。
カーリン・ビョールクウィストらしい単純化された模様と、赤/緑/白の配色が目を楽しませてくれますね。
なぜかバックスタンプが無いのですが、作りからしてB級品というわけでもありません。単純に作業工程の中で漏れてしまったものと思われます。3.5
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ |
シリーズ: | Delikatess/デリカテッス |
デザイナー: | Karin Bjorquist/カーリン・ビョールクウィスト |
年代: | 1959-192 |
サイズ: | W18.8×D20×H0.8cm |
コンディション: | 表面内側にごく微細な茶点、裏に微細な緑のプリント付着がありますが、小傷はごくわずかで全体的に良好なヴィンテージコンディション。 赤い実が少しかすれて見えますが、元々のプリントによるものです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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