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ARABIA/アラビア Taika/タイカ コーヒーカップ＆ソーサー 004
不思議な模様がデザインされたアラビア・Taika/タイカのコーヒーカップ＆ソーサーです。
フィンランド語で「taika」＝「魔法・魔力」という意味の通り、ベリーの実が魔法をかけられて白くなったよう。反転させたカラーリングは他に類を見ない、独特の雰囲気があります。
取っ手の接合部がカールして、不思議なイメージにマッチしていますね。このフォルムはMモデルで、Saara/サーラと同じくAnja Jaatinen-Winquist/アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィストによるものです。
デコレーションはFaenzaをデザインしたInkeri Seppala/インケリ・セッパラ。Taikaにはベリーの模様が無くラインだけでデザインされたものも存在していて、これはFaenzaと同じ展開方法です。
| メーカー： | ARABIA/アラビア | |
| シリーズ： | Taika/タイカ | |
| デザイナー: | Anja Jaatinen-Winquist/アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィスト(フォルム) | |
| Inkeri Seppala/インケリ・セッパラ(デコレート) | ||
| 年代： | 1976-1979 | |
| サイズ： | カップ/W9(取っ手含む)×φ6.6×H6cm 容量約150ml ソーサー/φ13.9cm | |
| コンディション： | カップ側面に少々の小傷、ソーサー表面に多少の小傷・擦れ傷がありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。カップ高台に線が入っていますが、素地が引っ掻かれたようなもので亀裂ではありません。 |
1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。
用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について
・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。 について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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