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ARABIA/アラビア Botanica/ボタニカ myosotis scorpioides(ワスレナグサ) 001
アラビア・Botanica/ボタニカのウォールプレート、"myosotis scorpioides"(ワスレナグサ)が描かれたものです。
エステリ・トムラ(1920-1998)によって、Botanica=「植物学」という名前の通り様々な草花がデザインされました。アラビアのFlora/フローラシリーズは特に似たような描写ですが、彼女のデザインの多くが植物や花をモチーフにしたもので、このBotanicaシリーズには彼女のデザインの本質が見えたり、生きがいを感じられるような気がします。
Botanicaは1978年に生まれ、1989年までの間に全部で58種類ものパターンが制作されました。こちらの"myosotis scorpioides"はフィンランドでよく見られるワスレナグサの一種。日本の固有種で近い花はエゾムラサキと言います。
シルクスクリーンプリントで彼女の繊細なタッチを見事に表現していますね。季節や気分によって使い分けられるので、何種類か揃えるのもおすすめ。現地でも根強い人気があり、コレクターズアイテムでもあります。
メーカー: | ARABIA/アラビア |
シリーズ: | Botanica/ボタニカ |
デザイナー: | Esteri Tomula/エステリ・トムラ |
年代: | 1980-1981 |
サイズ: | W12.1×D12.1×H1.9cm |
コンディション: | 表面にわずかな小傷がありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |
使用方法: | 裏に壁掛け用の穴が空いているので、針金や細い紐をご利用ください。細い糸も束ねれば使うことができます。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

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