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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Juliana/ジュリアナ コーヒーカップ&ソーサー 003
※お客様お取り置き品のため、現在ご購入いただけません。
グスタフスベリ社で1973年に製造されたJuliana/ジュリアナのコーヒーカップ&ソーサーです。
デザイナーはマルガレータ・ヘニックス。Galejan/ガレイアンやKrokus/クロッカスなど独創的なデザインを多数残した彼女らしいチューリップの模様です。
第一印象は子供っぽいようなイメージも抱くかもしれませんが、濃いめの赤と緑が落ち着いた色合いで、リズミカルに並んだ小さなチューリップはモダンさも持ち合わせたシェイプなので、不思議とうるさく感じないデザイン。計算された高度なセンスによって大人が楽しめるかわいらしさに昇華していると言えます。
フォルムはEmma/エマやTahiti/タヒチと同じくスティグ・リンドベリのデザインで、しずく型の9つの高台が特徴。
明るくて楽しいチューリップ柄がくらしに素敵な花を添えてくれる、スウェーデンデザインの逸品です。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Juliana/ジュリアナ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ(フォルム) | |
Margareta Hennix/マルガレータ・ヘニックス(デコレート) | ||
年代: | 1973 | |
サイズ: | カップW8.5(持ち手含む)×φ6.5×H6cm 容量約140ml ソーサーφ14×2.1cm | |
コンディション: | カップは模様にごくわずかなペイントロス、花の部分に微細な点、ソーサー表面に少しの小傷がありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。