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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Bersa/ベルサ コーヒーカップ&ソーサー 012
北欧ヴィンテージの、いや北欧食器の代名詞的な存在ともいえる、Bersa/ベルサ。数多くの作品をグスタフスベリの地にて生み出したスティグ・リンドベリの一番の傑作で、世界中で人気のデザインです。
葉をデザインしただけの一見単純な模様ですが、濃くて深い緑色と、太くしっかりと描かれた葉脈が、生命の力強さを感じさせてくれます。それでいて、葉のぽってりとしたフォルムがかわいらしさも印象づけるので、男女問わず人気が高いのもうなづけるところです。
模様はプリントではありますが、全て同じに見える葉と葉脈の形はそれぞれ少しずつ異なるため、無機質さとは無縁な味わいがあります。
近年復刻版が生産されるようになりましたが、ヴィンテージ品のロゴのみに「BERSA」の文字と9枚の葉が刻印されている上、フォルムも違います。最大のポイントは緑色。ヴィンテージの方がはっきりわかるほど濃く鮮やかなもので、古いだけではない価値を感じていただけると思います。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Bersa/ベルサ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1960-1974 | |
サイズ: | カップW10.2(持ち手含む)×φ8.3×H4.8cm 容量約150ml ソーサーφ12.7×2cm | |
コンディション: | カップは高台近くの素地に薄い線状の茶色い汚れ(落ちません)、内底に微細な茶点があります。ソーサーは表面に少々の小傷があり、高台が欠けていますが釉薬がかかっていて滑らかなものです。カップ・ソーサーともペイントロスはごくわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |
1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。