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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Anita/アニータ コーヒーカップ&ソーサー 006
白い花がかわいらしいグスタフスベリのAnita/アニータ、コーヒーカップ&ソーサーです。
花は所狭しと重なるように描かれ、賑やかに咲き乱れる様子が表現されています。
茶色の地は少し滲んだような淡い茶色で、はっきりとしていないのがこの時代ならではの温かさ。濃さもカップごとに違っていて、手作業の特徴が出ています。
ソーサーは同じような茶色に見えますが、カップより濃いめの茶色でしっかりと手描きで塗られていて、カップの花を引き立てる役割を果たします。ブラックコーヒーを入れるとさらに茶色が一体となって、花がより浮き上がって見えそうですね。
正確な花の名前は不明ですが、マーガレットの花のよう。作者はスウェーデン人ですが、ファーストネームのMargaretaはルーマニア語でマーガレットの意味なので、奇遇ではないかもしれません。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Anita/アニータ | |
デザイナー: | Margareta Hennix/マルガレータ・ヘニックス | |
年代: | 1967-1981 | |
サイズ: | カップW9.6(持ち手含む)×φ7.5×H5.4cm 容量約150ml ソーサーφ13.7cm | |
コンディション: | カップはきれいですが、ソーサーのフチにわずかな凹み、表面に細かい擦れ傷が多めのため、それらの点を考慮した価格です。全体的には良好なヴィンテージコンディションです。 |
1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。